公認会計士試験の合格後、一定期間をかけて実務補習所というところに通い、実務補習を受ける必要があります。
実務補習は日本公認会計士協会が主催する講義を受講する形式で行われ、実務を行ううえで必要となる会計・監査に関する知識を習得することを目的としています。
また、評価方法は単位制を採用しており、講義への出席や「考査」と呼ばれる定期試験の得点により単位が付与されます。
必要な単位数を取得することで「修了考査」を受験することができます。
実務補習は日本公認会計士協会が主催する講義を受講する形式で行われ、実務を行ううえで必要となる会計・監査に関する知識を習得することを目的としています。
また、評価方法は単位制を採用しており、講義への出席や「考査」と呼ばれる定期試験の得点により単位が付与されます。
必要な単位数を取得することで「修了考査」を受験することができます。
実務補習の概要
実務補習の期間は3年間で、公認会計士となるのに必要な技能習得のために、実務補習団体等が主催する実務補習所(実務補習所は東京、東海、近畿、九州にある)にて行われます。
実務補習団体等には日本公認会計士協会が認定されており、日本公認会計士協会が主催する講義を受講する形式で行われます。
必要単位を収めると、修了考査の受験資格が与えられます。
なお、この実務補習は、ほとんどの人は監査法人に勤務しながら同時並行で行うことになります。
実務補習の内容
実務補習の内容は実務補習規則で次のように定められています。
- 会計に関する理論及び実務
- 監査に関する理論及び実務
- 経営に関する理論及び実務
- 税に関する理論及び実務
- コンピュータに関する理論及び実務
- 公認会計士の業務に関する法規及び職業倫理
実務補習の方法
実務補習では、講義、実地演習、考査(試験)、課題研究、修了考査が行われます。
単位、時間としては、1単位が1時間ということで、講義が360時間、考査が100時間、課題研究が60時間となります。
このすべての単位を取得した場合のみ、最後の修了考査を受験する資格が与えられます。