合格基準はどの程度?


短答式試験の合格基準は総点数の70%を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率で合格となります。
また、論文式試験の合格基準は52 %の得点比率を基準とします。
ただし、公認会計士試験は受験者のうち上位の一定割合が合格するという相対評価の試験であるため、基準値を満たしていても合格できない場合があるので注意が必要です。

公認会計士試験の合格基準

公認会計士試験では科目ごとではなく、全4科目の総点数で判定されます。
また、免除科目がある場合の合否は、免除科目を除いた他科目の合計得点の比率で判定されます

短答式試験の合格基準

総点数の70%を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率で合格となります。
ただし、1科目につき、その満点の40%に満たないもの場合、不合格となります。

論文式試験の合格基準

52 %の得点比率を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率で合格となります。
ただし、1科目につき、その満点の40%に満たない場合、不合格となります。

公認会計士の合格率

公認会計士試験の合格率は、2006年度以前は毎年8%前後で推移していましたが、実務界の要請や国策により2007年度及び2008年度はその約2倍近 くに上昇しました。
しかし、急激な合格者の増加により監査法人での人余りが顕著となり、未就職者問題が発生したこと、さらには景気の悪化により公認会計士を必要とする上場企業そのものが減少してしまったことにより需要が減ったこともあって、2009年度以降はほぼ2006年度 以前の水準に戻され、2014年現在もその傾向は続いています。

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